保護されているアプリケーションの管理
インスタント メッセージのクライアントや税務用ソフトウェアなど、機密情報を含むことがあるソフトウェア アプリケーションに対して追加のセキュリティを提供することができます。これらのアプリケーションを保護することによって、キーロガーや中間者攻撃、クリップボード盗用といった、情報を盗むトロイの木馬による脅威を防御できます。パソコンを操作するにしたがい、SecureAnywhere は自動的に Web ブラウザやアプリケーションを「保護されているアプリケーション」の一覧に追加します。アプリケーションには以下のいずれかの保護レベルを割り当てます。
- 保護。保護されているアプリケーションは、情報を盗用するマルウェアから保護されますが、システム上のデータへはフル アクセスが可能です。デフォルトでは、Web ブラウザには [保護] の状態が割り当てられます。必要に応じて、財務管理ソフトウェアなど他のソフトウェア アプリケーションを [保護] に追加した方がよい場合もあります。保護されたアプリケーションを実行する際は、次のように、システムトレイのウェブルート アイコンの上に錠前の絵が表示されます:
- 許可。許可されたアプリケーションは情報を盗むマルウェアから保護されません。またシステム上の保護されたデータへのフル アクセスが可能です。アプリケーションの中には、バックグラウンドで実行される際、保護された画面のコンテンツやキーボードのデータに悪意なくアクセスするものが多くあります。「拒否」 としてマークされているアプリケーションを信頼する場合は 「許可」 に変更します。
- 拒否。拒否されているアプリケーションはシステム上の保護されたデータを表示またはキャプチャ出来ませんが、それ以外は普通に稼働できます。
アプリケーション リストを管理して保護レベルを指定するには:
- SecureAnywhere を開きます(「SecureAnywhere インターフェイスの使用」参照)。
- [ID の保護] タブをクリックします。
3. アプリケーション保護
をクリックし、[保護]、[許可]、[拒否]のラジオボタンをクリックします。(このリストに別のアプリケーションを追加するには、[アプリケーションを追加]をクリックしてから実行可能ファイルを選択してください。)
4. 設定が完了したら画面右上の
Xをクリックし、完了です。